2018年7月12日(木)AIPPI・JAPANセミナー

 AIPPI・JAPANセミナー
「インド特許の実務・手続きに関する制度改正」

当協会では、インドのKAN AND KRISHME法律事務所よりSharad Vadehra 氏をお迎えして下記によりセミナーを開催致します。インド特許庁における最新の取り組みや、制度改正の状況、権利化や権利維持に関する最新事情などを中心として、以下のとおりの内容でご講演して頂きます。

•最近のインドにおける特許出願審査に関する制度改正および運用について
– 審査の種類(早期審査など、図解や例を用いて紹介)
– 審査を迅速化するための知財庁の主体的な施策(審査官の指導、審査する出願の自動割振り、FER発行の電子化、  知財庁ウエブサイトにおけるモバイルアプリ導入、重要な期限を通知するSMS機能の導入、特許証の作成・交付の自動化)
– 審査レポートによる技術・方式面の拒絶通知への対応法
– 審査レポートに関する手順の変更点
– 特許性に関する事項
– 発明の範囲、明瞭性、単一性(出願への適用可能性と将来的な分割出願への維持可能性)、明確性要件、補正の許容範囲
– 分割出願

• 応答の提出後に予想される展開について
– 口頭審理
– 特許付与に関するインドと米国の比較

• 特許発明の実施報告書提出義務(様式27)について、特許発明のインドにおける商業規模での実施の陳述書要件に関する最新情報

• インドの特許弁理士・代理人、および外国の弁理士・出願人が直面している実務上の問題
– 知財庁が発行する最初の審査レポート件数の急増、期限の短縮、特許代理人試験の実施回数が少ないことによる特許代理人数の伸び悩み等

今回のセミナーは、企業知財部や特許事務所にご勤務の方でインドの特許実務に携わっておられる皆様にとって、非常に有意義な内容となるものと思われます。多数の皆様のご出席を頂きたくご案内申し上げます。

※当協会は、弁理士会継続研修の認定外部機関として認定を受けていますと共に、本セミナーについても外部機関研修として申請中ですので、3.0単位が認められる予定です。ご希望の方には受講証明書を発行致しますので、申込の際、弁理士登録番号と共に予め事務局までお申し出下さい。なお、弁理士登録番号と登録のお名前に相違がございますと、単位認定手続きが却下されてしまいますのでご確認くださいませ。セミナー終了後、証明書をお渡しします。

1.開催日時: 平成30年7月12日(木)13:30~17:00

2.会場: 金沢工業大学大学院 虎の門キャンパス13階 1301講義室
(東京都港区愛宕1-3-4愛宕東洋ビル)
(地図) http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/map.htm

3.講演者:KAN AND KRISHME
Sharad Vadehra 氏(インド弁護士・弁理士)

4.使用言語: 英語→日本語(逐次通訳)

5.受講費: 会員5,000円(会員以外の方10,000円)
※お支払い:当日受付にて現金でのお支払いとなりますのでご注意ください。
※キャンセル:キャンセルの場合は前日までにご連絡ください。
当日のキャンセル及びご連絡がなくご欠席の場合は会費を請求させていただきます。
※代理参加:個人会員の方から代理者を参加させる旨の申し入れがあった場合は、代理者の会員受講費での参加を認めます。参加申込書には参加される方(代理者)の情報をご記入下さい。また、個人会員の方の氏名を参加申し込みフォームの「その他ご要望等」欄にご記入下さい。例)会員○○○○の代理
※金沢工業大学大学院の教員、学生の方々は、上記会員受講費(5,000円)で受講頂けますので、参加申し込みフォームの「その他ご要望等」欄にその旨をご記入下さい。

6.定員: 65名

会場の都合により、定員になり次第締め切らせて頂きますので、予めご承知おき願います。

☆セミナーで撮影した写真は報告書等で使用することがございますので、予めご了承ください。