2017年11月30日(木) AIPPI・JAPAN 米国知財セミナー

「特許訴訟実務のポイント:デポジション(証言録取)とIPR(当事者系レビュー)」

当協会では、米国の知財専門ブティックとして50年近くの歴史を有するLerner David法律事務所より、Greg Gewirtz 氏(米国特許弁護士)、Tedd Van Buskirk (米国特許弁護士)、及び小野 奈穂子 氏(米国特許弁護士)をお迎えして、標テーマに関するセミナーを開催致します。
本セミナーにおいては、特許訴訟実務の観点から、ディスカバリー(証拠収集手続き)の最重要ツールとしてのデポジションに関する実務上のポイント、そして、訴訟と並行して行われるIPRの効率的活用について、相互的な解説を致します。これらの重要なツールをいかに最大限効率的に活用し、自身に有利な解決(和解又は判決)を得る方法についての洞察を提供します。

【モデレーター:小野 奈穂子 氏】

1.デポジション
【講演者:Greg Gewirtz 氏】

デポジションは、訴訟やPTABにおける最重要のディスカバリー・ツールです。デポジションに対して適切に対応し、又は有効な録取を行うことによって、そこで得られた証拠が有利な和解や判決を導く鍵となることが多いのです。Gewirtz氏は、その長年の実績から得た知見に基づいて、デポジションに関する実務上のポイントについて、証人準備から、デポジションにおける対処方法、公判での活用法に至るまでの、あらゆる側面から解説します。

2.IPR戦略と並行する訴訟審理
【講演者:Tedd Van Buskirk氏】

最近、地方裁判所とPTAB(Patent Trial and Appeal Board)で並行審理が行われることが当たり前となり、複雑な特許訴訟の野放し状況がますます強くなっています。実務家は、二つのフォーラムで効率的に審理を進めるためにPTABと対峙する技術を習得する必要があると考えられます。Van Buskirk氏は、IPR実務における裏と表の関係にある、地方裁判所とPTABにどのように対峙すべきかについてのポイントを解説します。

今回のセミナーは、企業知財部や特許事務所にご勤務の方で米国特許実務に携わっておられる皆様にとって、非常に有意義な内容となるものと思われます。多数の皆様のご出席を頂きたくご案内申し上げます。

※当協会は、弁理士会継続研修の認定外部機関として認定を受けています。本セミナーは、外部機関研修として申請しており3.0単位が認められる予定です。ご希望の方には受講証明書を発行致しますので、申込の際、弁理士登録番号を予め事務局までお申し出下さい。なお、弁理士登録番号と登録のお名前に相違がございますと、単位認定手続きが却下されてしまいますのでご確認くださいませ。セミナー終了後、証明書をお渡しします。

1.開催日時:平成29年11月30日(木)13:30~17:00

2.会場:金沢工業大学大学院 虎の門キャンパス13階 1301講義室
(東京都港区愛宕1-3-4愛宕東洋ビル)
(地図) http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/map.htm

3.講演者:Lerner David Littenberg Krumholz & Mentlik LLP
Greg Gewirtz 氏(米国特許弁護士)
Tedd Van Buskirk 氏(米国特許弁護士)
小野 奈穂子 氏(米国弁護士)

4.使用言語:英語→日本語(逐次通訳)

5.受講費:会員5,000円(会員以外の方10,000円)
※お支払い:当日受付にて申し受けます。
※キャンセル:キャンセルの場合は前日までにご連絡ください。
当日のキャンセル及びご連絡がなくご欠席の場合は会費を請求させていただきます。
※代理参加:個人会員の方から代理者を参加させる旨の申し入れがあった場合は、代理者の会員受講費での参加を認めます。参加申込書には参加される方(代理者)の情報をご記入下さい。また、個人会員の方の氏名を参加申し込みフォームの「その他ご要望等」欄にご記入下さい。例)会員○○○○の代理
※金沢工業大学大学院の教員、学生の方々は、上記会員受講費(5,000円)で受講頂けますので、参加申し込みフォームの「その他ご要望等」欄にその旨をご記入下さい。

6.定員:65名