AIPPI・JAPAN 欧州知財セミナー
「EPO拡大審判部の審判事件(G1/15「毒入り分割」,G1/16「除くクレーム」)について」
当協会では、フランスREGIMBEAU事務所よりJérome Collin 氏(欧州/フランス弁理士、REGIMBEAU、パートナー)及び田原 正宏 氏(日本国弁理士、REGIMBEAUミュンヘン事務所)をお迎えして標記テーマに関するセミナーを開催致します。
本セミナーにおいては、欧州特許庁(EPO)の拡大審判部において、クレームドラフティングに重要な影響を与える審判
事件として注目を集めている、次の2件について解説いたします。
1.G1/15 : 毒入りシナリオ、EPO審決、予想される結果
部分優先に関する審決(G1/15)によって、欧州における「毒入り」シナリオ(毒入り優先権、毒入り分割出願)の展開に終止符が打たれました。これらのシナリオについて紹介するとともに、G1/15で採用された解決策と、それによって予想される結果について考察します。
2.G1/16 : 欧州における除くクレームの現状
拡大審判部に付託され係属中のG1/16は、EPOにおいて「除くクレーム」を認める際の基準について明確にすることを求めています。欧州における「除くクレーム」の現状について、未解決の課題も含めて紹介します。また、G1/16の質問事項について紹介・説明します。
今回のセミナーは、企業知財部や特許事務所にご勤務の方で欧州特許実務に携わっておられる皆様にとって、非常に有意義な内容となるものと思われます。多数の皆様のご出席を頂きたくご案内申し上げます。
※当協会は、弁理士会継続研修の認定外部機関として認定を受けています。本セミナーは、外部機関研修として申請しており3.0単位が認められる予定です。ご希望の方には受講証明書を発行致しますので、申込の際、弁理士登録番号を予め事務局までお申し出下さい。なお、弁理士登録番号と登録のお名前に相違がございますと、単位認定手続きが却下されてしまいますのでご確認くださいませ。セミナー終了後、証明書をお渡しします。
1.開催日時:平成29年11月2日(木)13:30~17:00
2.会場:金沢工業大学大学院 虎の門キャンパス13階 1301講義室
(東京都港区愛宕1-3-4愛宕東洋ビル)
(地図) http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/map.htm
3.講演者:REGIMBEAU
Jerome Collin氏(欧州/フランス弁理士)
田原 正宏 氏(日本国弁理士)
4.使用言語:英語→日本語(逐次通訳)
5.受講費:会員5,000円(会員以外の方10,000円)
※お支払い:当日受付にて申し受けます。
※キャンセル:キャンセルの場合は前日までにご連絡ください。
当日のキャンセル及びご連絡がなくご欠席の場合は会費を請求させていただきます。
※代理参加:個人会員の方から代理者を参加させる旨の申し入れがあった場合は、代理者の会員受講費での参加を認めます。参加申込書には参加される方(代理者)の情報をご記入下さい。また、個人会員の方の氏名を参加申し込みフォームの「その他ご要望等」欄にご記入下さい。例)会員○○○○の代理
※金沢工業大学大学院の教員、学生の方々は、上記会員受講費(5,000円)で受講頂けますので、参加申し込みフォームの「その他ご要望等」欄にその旨をご記入下さい。
6.定員:65名