このたび当サイトでは、観光地の情報も掲載することになりました。主に、日本弁理士協同組合の旅行会や各弁理士会派の旅行会で実際に行ってみた場所の感想等をご紹介いたします。家族旅行や職場の旅行先を決める際の参考にしていただければ幸いです。
第1回目にご紹介するのは、平成29年度の日本弁理士クラブ旅行会開催地となった新潟県糸魚川市です。東京から行く場合、北陸新幹線を使えば2時間少々で到着です(片道10,480円)。ちなみに筆者は、東京駅から新幹線を使わずに在来線を乗り継いで行ったので、8時頃に出発して15時半すぎに着きました(片道5,640円)。運賃が5,000円くらい安くなるので、電車に乗るのが好きな方や時間が余っている方にはおすすめです。
日弁旅行会で宿泊した宿は、糸魚川温泉ホテル國富アネックスです。参加者からは、宴会の料理が例年の旅行会よりも美味しかったと高い評価を得ていました。
ホテル國富アネックス
http://itoigawa-onsen.com/
糸魚川の観光のおすすめは、ヒスイ海岸での翡翠拾いです。大人も子供も楽しめると思います。拾った石は、市内のフォッサマグナミュージアムまで持って行くと鑑定してもらえるようです(事前にご確認ください)。だいたい100個に1個くらいの割合で翡翠があると聞いたのですが、我々のグループはおそらく300個くらい見てもらったにもかかわらず、1つも翡翠がありませんでした。筆者も海岸線で押し寄せる波に足を濡らしながら、必死に綺麗な石を探し、自分では絶対に翡翠に違いないと思って持って行った石がほぼ石英で、流紋岩という石がちょっと混ざっていただけ、と寂しい結果となりました。少々邪念が多かったのかもしれません。
ちなみに、フォッサマグナというのは、Wikipediaによれば、日本の主要な地溝帯の一つで、地質学においては東北日本と西南日本の境目となる地帯であり、端的に言えば、古い地層でできた本州の中央をU字型の溝が南北に走り、その溝に新しい地層が溜まっている地域、なんだそうです。そういえば昔、地理か地学で習ったなあ、と思われる方も多いかと思います。糸魚川の景色からは正直、あまり直接的にフォッサマグナを感じることはないかと思いますが、上述のフォッサマグナミュージアムは、かなり見応えのある博物館で、特に鉱物・宝石好きでない方にもおすすめできます。
フォッサマグナミュージアム
http://www.city.itoigawa.lg.jp/4586.htm
糸魚川の食の名物は、なんと言ってもカニでしょう。道の駅「マリンドーム能生」にある「かにや横町」には、10軒ほどのかに屋さんが軒を連ねており、店先で美人のお姉さん方から試食のカニをいただけます。
マリンドーム能生「かにや横町」
http://www.marine-dream.net/kaniya.html
あと、糸魚川のB級グルメとして「ブラック焼きそば」というのがあります。これは、中華麺に新潟県産のイカとイカ墨を加えて作る料理で、その真っ黒な麺が味覚と視覚に強烈なインパクトを与えます。筆者も食べてみましたが、ご覧のとおり、口が真っ黒になりました。味は結構いけてると思います。お試しあれ。
以上、糸魚川の観光情報でした。
(執筆・編集W)