本書は、「知財」がまるごと分かる知的財産法のエッセンスを一冊に凝縮したもので、近年の法改正、重要判例を織り込んだほか、第二版では、あらたに、意匠法も１つの項目にまとめて解説しています。

第二版では、意匠法について加筆されています。意匠法は、他の知的財産法の保護の重複に関して難しい問題がありますが、本書では、概要を説明した上で、意匠法と他の知的財産法の棲み分けについて解説しています。

本書は、入門という位置付けを意識した記載内容及び記載量となっていますので知的財産法の全体像を把握するには好適な書籍です。

また、最新の判例や論点を記載されていますので、本書で一通り読んだ上で知的財産法の専門書を読むとより深く学ぶことができると思います。

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入門　知的財産法　第２版