AIPPI・JAPAN 米国知財セミナー
「米国特許法に関する最近の動向を踏まえた知財戦略」
当協会では、米国のAxinn, Veltrop & Harkrider LLP 法律事務所より、Jason Murata 氏(米国特許弁護士)及びJohn Tanski 氏(米国特許弁護士)をお迎えして標記セミナーを開催致します。
講演の内容は以下の通りです。
1.最近の動向を踏まえた当事者系レビュー(IPR)戦略の展開
講演者:Jason Murata 氏(米国特許弁護士、Axinn, Veltrop & Harkrider LLP パートナー)
かつて当事者系レビュー(IPR)は、特許暗殺部隊と言われるほどの時期もありましたが、最近では、特許権者が自身の特許の防御に成功する傾向が高まっています。また、法律面での進展により、特許権者にとってIPRにおける防御に役立つ手段も増えました。
ここでは、こうした最近の動向がIPR戦略に及ぼす影響についての議論だけではなく、IPR申立ての対象となる特許の訴訟戦略についても説明します。
2.分割侵害のリスク
講演者:John Tanski 氏 (米国特許弁護士、Axinn, Veltrop & Harkrider LLP パートナー)
米国特許では、単一の侵害者がクレームの全ステップを実行した場合に侵害が成立します。しかしながら、複数の当事者によってあるひとつのクレームを構成する複数のステップが実行された場合には、侵害と認められるかどうかの決定は、事例に大きく左右されます。
ここでは、特許訴訟戦略やクレームドラフティングにも影響を及ぼす、最近の判例の動向及びそこから得られた教訓について解説します。
本セミナーは、企業知財部や特許事務所にご勤務の方で米国特許実務に携わっておられる皆様にとって、米国特許の最新情報を具体的に知る非常に良い機会ですので、多数の皆様にご出席頂きたく、ご案内申し上げます。
※当協会は、弁理士会継続研修の認定外部機関として認定を受けています。本セミナーは、外部機関研修として申請しており3.0単位が認められる予定です。ご希望の方には受講証明書を発行致しますので、申込の際、弁理士登録番号を予め事務局までお申し出下さい。なお、弁理士登録番号と登録のお名前に相違がございますと、単位認定手続きが却下されてしまいますのでご確認くださいませ。セミナー終了後、証明書をお渡しします。
1.開催日時:平成30年2月22日(木)13:30~17:00
2.会場:金沢工業大学大学院 虎の門キャンパス13階 1301講義室
(東京都港区愛宕1-3-4愛宕東洋ビル)
(地図) http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/map.htm
3.講演者:Axinn, Veltrop & Harkrider LLP
Jason Murata 氏(米国特許弁護士)
John Tanski 氏(米国特許弁護士)
4.使用言語:英語→日本語(逐次通訳)
5.受講費:会員5,000円(会員以外の方10,000円)
※お支払い:当日受付にて申し受けます。
※キャンセル:キャンセルの場合は前日までにご連絡ください。
当日のキャンセル及びご連絡がなくご欠席の場合は会費を請求させていただきます。
※代理参加:個人会員の方から代理者を参加させる旨の申し入れがあった場合は、代理者の会員受講費での参加を認めます。参加申込書には参加される方(代理者)の情報をご記入下さい。また、個人会員の方の氏名を参加申し込みフォームの「その他ご要望等」欄にご記入下さい。例)会員○○○○の代理
※金沢工業大学大学院の教員、学生の方々は、上記会員受講費(5,000円)で受講頂けますので、参加申し込みフォームの「その他ご要望等」欄にその旨をご記入下さい。
6.定員:65名