2025年11月-12月 日本弁理士協同組合「生成AIで進化する特許調査ワークショップ!」(東京・名古屋・大阪)開催のご案内

日本弁理士協同組合は、昨年度より大好評をいただいている「生成AIワークショップ」の続編を開催します。
今回は、特許調査への活用をテーマとして、綾木健一郎先生に講師をご担当いただきます。

(日本弁理士協同組合ウェブサイトへリンク)

講師の綾木先生からのコメントが届きましたので、以下にご紹介します。


こんにちは、弁理士の綾木です。
東京(11月28日・12月16日)、名古屋(12月8日)、大阪(12月9日)で、「生成AIで進化する特許調査ワークショップ!」の講師を務めます。

ここでは、本ワークショップの内容の一部を先行公開しつつ、研修で伝えたいポイントを凝縮してお伝えいたします。

皆さまは、生成AIの活用でどこに行き詰まっていますか?
「生成AIを使っても、類義語の抽出やIPC分類が少し楽になるだけ、最も工数が掛かるスクリーニングは変わらないのでは?」
そう感じている知財部員・調査担当者の方は少なくないはずです。

本ワークショップでは、先行技術調査/侵害予防調査/無効資料調査/技術動向調査の特徴を簡潔に整理し、空気清浄機を題材にした仮想事例で、各プロセスにおけるAI活用の具体像を解説します。
とりわけお伝えしたいのは、Excel/Googleスプレッドシートと生成AIとの連携です。従来は、ダウンロードした文献リスト(数百~数千件)から、1件ずつ請求項や要約を読み込む手作業のスクリーニングが必要でした。生成AIを使う場合であっても、プロンプト欄へのコピー&ペーストの繰り返しや、出力結果の再度のコピー&ペーストといった非生産的な作業が残りがちでした。
これに対して、GoogleスプレッドシートのAI関数を用いれば、シート内で処理が完結します。関数セルを複数行にコピーするだけで多数の文献のスクリーニングを同時に実行できます。

本ワークショップは、日々、文献スクリーニングや特許マップ作成に追われている知財部員・調査担当者の方に特に有用です。生成AIは、ブラウザで操作する単体ツールから、既存アプリケーションに組み込まれた機能へと進化しています。新しい活用法を、実務に直結する形でぜひご体験ください。


これまで同様に、ワークショップとグループディスカッションを中心とした体験型のセミナーで、生成AIの活用を実体験していただくことで、効果的にAI技術に関する知識を深めることができる内容となっております。
ぜひ、下記のリンク先のセミナー案内ページからお申し込みのうえ、ご受講ください。

生成AIで進化する特許調査ワークショップ! ~知財実務に直結する先行技術調査・侵害予防調査~(日本弁理士協同組合Webサイト)