「折紙工学」をベビー用紙おむつの吸収体に応用

村上辰一です。これからネットで見つけたちょっと面白そうな知財ネタを紹介していきます。

第一弾は、「折紙工学」をベビー用紙おむつの吸収体に応用

https://www.meiji.ac.jp/koho/press/6t5h7p000013x1hr.html

http://www.unicharm.co.jp/company/news/2019/1211066_13296.html

 研究・知財戦略機構 萩原一郎 特任教授とユニ・チャーム株式会社とが共同で、平面の紙を立体的に表現する「折紙工学」を応用してフィットを高めたベビー用の紙おむつを開発しました。

 wikipediaによると、「折り紙とは、紙を折って動植物や生活道具などの形を作る日本伝統の遊びである。・・・日本を代表する文化である。・・・現代では日本語の発音を移した「ORIGAMI」という呼称が海外でも広く使われている。」とのことなので、これもmade in Japanの技術と言えそうです。

 開発の概要は以下のとおりです。

 低月齢期の「ゆるうんち」は、紙おむつのすきまやズレによってモレが多く発生しています。そこで「折紙工学」を用いて紙おむつを赤ちゃんのからだに合わせた形状に形成することを考えた。

 折紙の技術を用いることにより、平面の紙を自由な立体形状に成形することができ、折り目の角度で展開・伸縮させて赤ちゃんの様々な姿勢に対応することができるようになった。

 適用された折紙工学の技術は、特許第6198107号「三次元構造物の製造方法、三次元構造物の製造装置及びプログラム」発明者:萩原一郎 他3名 (2017年9月1日登録)だそうで、立体をセグメント化して平面の折り方を決定するという、いわゆる折り紙とは逆の工程で立体構造物を作っていく発明のようです。

(村上 辰一)